オーストリア社会党(読み)おーすとりあしゃかいとう

山川 世界史小辞典 改訂新版 「オーストリア社会党」の解説

オーストリア社会党(オーストリアしゃかいとう)
Sozialistische Partei Österreichs

第二次世界大戦後,戦前の社会民主労働者党右派を中心結成ナチズムを追放した西欧民主主義への信頼と東部オーストリアを占領したソ連への反感からマルクス主義を捨て,最も穏健な社会党として保守派との連立政権も担った。1991年社会民主党改称

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オーストリア社会党」の意味・わかりやすい解説

オーストリア社会党
オーストリアしゃかいとう

オーストリア社会民主党」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のオーストリア社会党の言及

【オーストリア】より

…国民投票とならんで国民請願Volksbegehrenが制度化されている。
[政党]
 オーストリアにおける二大政党は,オーストリア国民党Österreichische Volkspartei(ÖVP)とオーストリア社会党Sozialistische Partei Österreichs(SPÖ)である。両党は,第2次大戦後,下院議席をほぼ二分する議席数をもち,その議席差もつねに10~20という小差で推移している。…

【オーストリア社会民主党】より

…党指導部の一部は国外に亡命し,〈革命的社会主義者〉グループを組織,《アルバイター・ツァイトゥング》《闘争》を地下出版し,非合法活動に従事した。45年5月,ヒトラー・ドイツ崩壊の後,〈革命的社会主義者〉と社会民主主義者は統一し,レンナーを中心に現在の〈オーストリア社会党Sozialistische Partei Österreichs〉を結成した。【酒井 晨史】。…

※「オーストリア社会党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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