コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カイヤドリウミグモ カイヤドリウミグモNymphonella tapetis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カイヤドリウミグモ
Nymphonella tapetis

ウミグモ綱ウミグモ目イソウミグモ科。体長約 8mm,歩脚の長さ約 1.5cm。成体は浅海の砂泥中にもぐっているが,幼生はアサリやシズクガイなど数種の二枚貝(→二枚貝類)の外套腔内に寄生している。東京湾,九州各地沿岸と南フランスから発見されている。(→ウミグモ類節足動物

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カイヤドリウミグモ

体長1センチほどの節足動物。形が似ている陸上のクモとは異なる。アサリやマテガイなどの二枚貝に寄生し、ストローのような口で体液を吸う。毒性はなく、人が食べても害はない。

(2014-03-15 朝日新聞 夕刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

世界大百科事典内のカイヤドリウミグモの言及

【ウミグモ(海蜘蛛)】より

…この幼生は3対の脚をもち,甲殻類のノープリウス幼生に一見似ている。一般に成体は自由生活をするが,カイヤドリウミグモNymphonella tapetisのように成体は浅海の砂底にすみ,幼生がアサリの外套(がいとう)腔内で寄生生活をするなど,幼生が他の動物に一時的に寄生するものが多い。汀線(ていせん)付近の海藻の根の間や石の下にいるシマウミグモLecythorhynchus hilgendorfiは体長5mmくらい,アマモ場付近でプランクトン・ネットに入ってくるツメナガウミグモPropallene longicepsは約3mmなど浅海性の種は小型であるが,深さ50~1000mのイトユメムシNymphon japonicumは体長1~1.5cm,脚は4~5cmを有し,4000mの深さからもえられたベニオオウミグモColossendeis colossea(イラスト)は世界最大(体長9cm,脚の長さ35cmくらい)のウミグモとして知られるなど,深海性の種には大型となるものがある。…

※「カイヤドリウミグモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

地蔵盆

主に京都などで、8月23日・24日(古くは陰暦7月24日)に行われる行事。石地蔵にお飾りをしてまつり、さまざまの余興を行う。地蔵祭り。地蔵会(じぞうえ)。《季 秋》...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

カイヤドリウミグモの関連情報