カキ渋

栄養・生化学辞典 「カキ渋」の解説

カキ渋

 カキ渋味本体で,タンニンであり,シブオールという.可溶性のものは渋いが,縮合して不溶性になると収れん味はなくなる.可溶性タンニンを含むしぶ柿は,干し柿にするか,少量の焼酎とともに,密閉した容器に入れて,エタノール作用でタンニンを不溶化して食べる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android