カザフ丘陵(読み)カザフきゅうりょう(英語表記)Kazakhsky melkosopochnik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カザフ丘陵」の意味・わかりやすい解説

カザフ丘陵
カザフきゅうりょう
Kazakhsky melkosopochnik

カザフスタン中部から東部にかけての小さな山頂を連ねた丘陵地帯。谷の発達はよいが乾燥しているため,現在では流水による浸食の割合は小さい。バルハシ湖の北に始り,北はロシア,南シベリアの低地に続く。最高点はアクソラン山 (1566m) 。北部はステップ,南部は半砂漠で,山地斜面にマツ林がある。おもに古生代地層から成り,鉱物資源が豊かで,銅鉱をはじめ,石炭,鉄鉱岩塩などを産する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android