カタイシア大陸(読み)カタイシアたいりく

百科事典マイペディアの解説

カタイシア大陸【カタイシアたいりく】

先カンブリア時代後期以後に現在の中国から東南アジアにかけて広がっていたと考えられている大陸。古生代後期にはギガントプテリス(シダ状の大きな葉の化石)を代表とするカタイシア植物群の化石を産する範囲として知られている。古生代から中生代には一部が何度か沈下したが,第三紀末ころ再び陸化した。カタイは契丹に由来し中国の別名。

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世界大百科事典内のカタイシア大陸の言及

【カタイシア植物群】より

…古生代後期の石炭紀から二畳紀にかけて現在の中国大陸を中心として発達した植物群で,北は遼東半島,熱河から,朝鮮,日本を含み,南は雲南,タイ,マレーシア,スマトラまで広がっていた。これらの分布地域はカタイシア大陸とも呼ばれる。この中で石炭紀の植物は欧米植物群に近く,時代が若くなるにつれてカタイシア植物群特有の植物が多くなる。…

※「カタイシア大陸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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