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カフラー Khafra; Khafre

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カフラー
Khafra; Khafre

古代エジプト第4王朝 (前 2613頃~2494頃) 4代目の王。大ピラミッド建設時代の王。クフの子で,兄とされるデデフレの短い治世の跡を継いで即位。クフ,カフラー,メンカウラー諸王は,ギザに三つのピラミッドを建造したが,そのうち第2のピラミッドは彼によるもので,高さ 136.5mのピラミッド本体のほか,葬祭殿,参道,流域神殿など付属の施設が比較的よく現存する。有名な大スフィンクスの顔は彼の顔を模したものであろうとされている。彼の名は,古代ギリシアの歴史家ヘロドトスによればケフレン,古代エジプトの歴史家マネトーによればスーフィスとされる。カイロのエジプト国立博物館にある王の倚坐像は気品と威厳に満ち,エジプト彫刻の代表作である。

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世界大百科事典内のカフラーの言及

【エジプト】より

…このため古王国時代は〈ピラミッド時代〉とも呼ばれる。第3王朝のジェセル王がサッカラに造営した〈階段ピラミッド〉を最初とし,第4王朝の祖スネフルSnefru王のメイドゥーム,ダハシュールのピラミッドを経て,ギーザの三大ピラミッド(クフKhufu,カフラーKhafra,メンカウラーMenkaura3王のピラミッド)で頂点に達する。とくにクフ王の〈大ピラミッド〉の周囲に整然と配置された王妃の小ピラミッド,王族・高官のマスタバ墳は,高度に中央集権化された国家の身分秩序を忠実に反映している。…

※「カフラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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