カプラー

化学辞典 第2版 「カプラー」の解説

カプラー
カプラー
coupler

カップリング成分という.[別用語参照]アゾ染料】ハロゲン化銀カラー写真材料の発色剤.現像時に生成する現像主薬の酸化体とカップリング反応して色素を形成する.シアンマゼンタイエローの色素を形成するものが用いられる([別用語参照]発色現像).イエローカプラーとしてはアシルアセトアミド類が,マゼンタカプラーとしては5-ピラゾロン化合物などが,シアンカプラーとしてはフェノール類およびα-ナフトール類が代表的なものである.特殊なものとして,反応時に現像抑制剤を放出するDIR(development inhibitor releasing)カプラーがある.粒状性改良効果,色補正による色再現改良効果を示す.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む