カラガーツィス(英語表記)Karagatsis, M.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラガーツィス」の意味・わかりやすい解説

カラガーツィス
Karagatsis, M.

[生]1908. アテネ
[没]1960
ギリシア作家。本名 Dimitrios Rodopoulos。 1929年,文芸誌『ネア・エスティア』の懸賞小説募集に『ニツァ夫人』I Kyria Nitsaが入選,一躍有名になった。作品には『キマイラ』 Chimaira (1936) ,『涜神者の連祷』I litaneia ton âsevon (40) ,『大いなる眠り』O megalos ypnos (46) などのほか,戯曲もある。現代のギリシアで最も影響力のある作家。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android