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ギリシア神話の怪物。ヒドラ(水蛇)あるいはエキドナ(蛇女)の子とされ、ホメロスによれば頭部は獅子(しし)、胴体は牝山羊(めやぎ)(ギリシア語でキマイラ)、後部は竜、またヘシオドスによれば、獅子と牝山羊と竜蛇の三つの頭をもつ合成怪獣とされる。口から火を吐いてはリキアの人畜を苦しめていたが、英雄ベレロフォンに退治された。今日生物学で、遺伝子型の異なる組織が合体した生物体のことを「キメラ」とよぶが、これはこの怪物にちなんだ命名である。
[中務哲郎]
…しかしそれを拒まれると,彼女は逆に彼が邪恋を寄せたと夫に訴えたため,王は本状持参の者を殺すようにとしたためた手紙を持たせて,彼を王妃の父,小アジアのリュキア王イオバテスIobatēsのもとへ赴かせた。そこでリュキア王は彼に怪獣キマイラ退治を命じたが,ベレロフォンは有翼の神馬ペガソスの助けを得て怪獣を射殺したばかりか,次に命じられたソリュモイ人,アマゾン族の征伐などの難業をも首尾よくなし遂げたので,王女を妻に与えられ,王国の継承者とされた。しかし,のちに彼はペガソスに乗って天に登ろうとしてゼウスの怒りを買い,神馬から振り落とされて不具になったという。…
※「キマイラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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