カラーネガフィルム

デジタル大辞泉 「カラーネガフィルム」の意味・読み・例文・類語

カラー‐ネガフィルム

color negative filmから》⇒ネガティブ2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラーネガフィルム」の意味・わかりやすい解説

カラーネガフィルム
colour negative film

被写体とは明暗が逆,色再現が補色関係に記録される写真撮影用カラーフィルムカラーペーパーやカラープリントフィルムに焼付けて,正常な明暗と再現色のカラー写真 (カラー印画,カラースライド) を得る。一般のカラー写真用フィルムとして広く用いられ,印刷原稿用のカラーリバーサルフィルムとともにカラーフィルムをなしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカラーネガフィルムの言及

【カラー写真】より


[カラー写真の構成]
 以上のように,現在もっとも広く一般に用いられているカラー写真は,発色現像方式による多層構成の減色法カラー写真(以下単にカラー写真という)である。カラー写真には被写体とは明暗が逆で補色のネガ像が得られるカラーネガフィルムがふつう使われている。これをカラーペーパーに焼き付け反転し,被写体と同じ明暗,色彩のポジ像を再現する。…

【カラーフィルム】より

…被写体の色と明暗の調子を記録する感光フィルムで,ふつう発色現像方式による多層構成の減色法カラーフィルムが用いられている。カラーフィルムには,ネガ像が得られるカラーネガフィルムと,直接ポジ像が得られるカラー反転フィルムとがある。カラーネガフィルムでは,被写体と明暗が逆で補色となっている色彩像が得られるので,これをカラーペーパーあるいはカラーポジフィルム(主として映画用)に焼付け反転して,被写体と同じ色で同じ明暗の調子をもつポジ像を再現する。…

※「カラーネガフィルム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」