カルケドン(その他表記)Chalkēdōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルケドン」の意味・わかりやすい解説

カルケドン
Chalkēdōn

ボスポラス海峡をはさんでビザンチオンに相対していた小アジア北西部の古代都市。現トルコのカドゥキョイ。前 685年に建設されたメガラ植民地初期歴史はビザンチオンと共通し,アテネスパルタの争奪地となった。前 133年ペルガモン王アッタロス3世死去の際,ローマに遺贈された。 451年のキリスト教会カルケドン公会議は有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む