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カルタップ Cartap

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カルタップ
Cartap

パダンともいう。日本で開発された殺虫剤。ネライストキシン剤。化学名1,3-ビス (カルバモイルチオ) -2- ( NN -ジメチル) アミノプロパン塩酸塩。磯蚯蚓 (いそめ) の毒素ネライストキシンの構造をモデルとして開発されたもので,融点 183~185.5℃ ,水によく溶ける。経口剤で鱗翅類害虫,食葉害虫,吸汁性害虫に有効。安定した効果を示す。稲の二化めい虫の防除に広く用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のカルタップの言及

【殺虫剤】より

…この系列の薬剤には尿素構造を含むものが多い。魚釣りの餌として用いられるイソメはネライストキシンと呼ばれる殺虫成分を含んでおり,この物質の活性発現に必要な構造を含む合成薬剤カルタップ,チオシラム,ベンスルタップが開発され,これらはネライストキシン系殺虫剤と呼ばれる。イネの大型害虫など幅広い殺虫作用を示す。…

※「カルタップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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