カルナティック(読み)かるなてぃっく(英語表記)Carnatic

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カルナティック
かるなてぃっく
Carnatic

インド東海岸南部、タミル・ナド州の歴史的地方名。東ガーツ山脈とコロマンデル海岸に挟まれ、カーベリ・デルタを中心とした平野部をさす。イギリス人がより西方の地方名カルナータカを誤ってよび、それがなまってカルナティックとなった。古代から南インド最大の米作穀倉地帯として、諸王朝の紛争の地であった。14世紀からイスラム教徒の支配下に入り、17~18世紀初頭には、この地方のナワーブ(大守)の領地であった。その後、イギリス、フランスの抗争、カルナータカ戦争の舞台となった。

[中山修一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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