東ガーツ山脈(読み)ヒガシガーツサンミャク(英語表記)Eastern Ghats

デジタル大辞泉 「東ガーツ山脈」の意味・読み・例文・類語

ひがしガーツ‐さんみゃく【東ガーツ山脈】

Eastern Ghats》インド半島東部を走る山脈北東から南西にむかって約1400キロメートルにわたって延びる。西ガーツ山脈に発するクリシュナ川、ゴダバリ川などが東進し、標高数百メートルの山塊に分け、ベンガル湾に沿って海岸平野が広がる。北部鉄鉱石ボーキサイト鉱山がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「東ガーツ山脈」の意味・わかりやすい解説

東ガーツ山脈
ひがしがーつさんみゃく
Eastern Ghats

インド半島東部を北東から南西に走る山脈。マハナージ川を北端とし、南はニルギリ丘陵で西ガーツ山脈と合する。全長1400キロメートル。西ガーツ山脈とは対照的に開析が進んでいるため、所々に高度500~700メートルの山塊が断続するにすぎない。ゴダバリ、クリシュナなどの川が広い谷をつくって横断し、山脈の東側には大きな沖積平野が広がっている。北部で鉄鉱石、ボーキサイトを産する。

[貞方 昇]

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改訂新版 世界大百科事典 「東ガーツ山脈」の意味・わかりやすい解説

東ガーツ[山脈] (ひがしガーツ)

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