ガッターマン反応(読み)ガッターマンハンノウ

化学辞典 第2版 「ガッターマン反応」の解説

ガッターマン反応
ガッターマンハンノウ
Gattermann reaction

銅粉触媒作用により,ジアゾニウム塩のジアゾニウム基をハロゲンシアノ基などで置換する反応

たとえば,アニリンを濃塩酸中でジアゾ化して銅粉を加えるとクロロベンゼンが生成する.触媒として銅(Ⅰ)塩を用いるザントマイヤー反応も,ガッターマン反応と同様な機構で進むものと考えられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガッターマン反応」の意味・わかりやすい解説

ガッターマン反応
がったーまんはんのう

ザンドマイヤー反応

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android