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ガラ族 ガラぞくGalla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガラ族
ガラぞく
Galla

オロモ族 Oromoともいう。エチオピア南部の高原地帯およびソマリア,ケニアの山麓に居住するクシ語系諸族の総称。エチオピア最大の人口をもち,およそ 2000万人と推定される。古くはエチオピア高原南縁の限られた地域に居住したが,16世紀にエチオピア高原の中部および西部まで進出した。ボラナ族アルシ族など南西部の諸民族は,伝統的な牧畜生活を行い,伝統宗教やガダと呼ばれる年齢組体系を比較的よく維持している。北東部の諸民族はアムハラ族シダモ諸族と混血し,定住農耕を生業とし,宗教的にもキリスト教,イスラム教を信奉する民族が多く,伝統文化は牧畜ガラに比べて変容している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のガラ族の言及

【エチオピア】より

…そのなかで最も有力なセム語系のアムハラ族と,近縁のティグレ族が人口の30%を占め,おもに中央高原と北部高原に居住している。亜熱帯の南部地域に居住するオロモ族(ガラ族)はクシ語系に属し,人口では最大で,アムハラをやや上回っている。南西部のシダモ族(9%),南東部の乾燥地帯に居住するソマリ族(6%)もクシ語系に属する。…

【オロモ族】より

…エチオピア中西部(ショア,ワラガ地方),中東部(ハラール地方)および南部(アルシ,バレ,シダモ地方)からケニア北部(マルサビット地方),東部(タナ川流域)にわたる広い地域に住む。ガラGalla族とも呼ばれる。その言語は,アフロ・アジア語族の低地東クシ系に属し,いずれも同一の言語ガリニヤを話す。推定人口800万~1000万。細かくは,マチャ,トゥラマ,ウォロ,東部ガラ(イトゥ・コットゥ),アルシ,グジ,ボラナ,ガブラ,オルモ等に分かれる。…

※「ガラ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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