ガレト(英語表記)João Baptista da Silva Leitão de Almeida Garrett

世界大百科事典 第2版の解説

ガレト【João Baptista da Silva Leitão de Almeida Garrett】

1799‐1854
ポルトガル詩人劇作家コインブラ大学の学生の頃から自由主義思想にひかれていた。1823年に政治的理由でイギリスに亡命。このイギリス体験は彼にとって重要な意味をもつものであった。ついでフランスへ移り,その地の文学に接し,ポルトガルへロマン主義を根づかせただけでなく,ポルトガル演劇の改革者ともなった。主著にはバイロン,スコット風の文体による物語詩《カモンイス》(1825),三幕ものの劇《ジル・ビセンテ》(1838),悲劇《修道士ルイス・デ・ソーザ》(1844),小説《サン・ターナの弓》(1845)などがある。

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世界大百科事典内のガレトの言及

【ポルトガル文学】より

…ポルトガルの文学は,その人口の少なさ,国土の狭さからみると,ギリシアに次いで豊かなものをもっているといわれる。13世紀に始まるポルトガル文学について,ここでは個々の作品より,ポルトガル文学の流れを時代的に概観したい。 現在知られている最古の文学的作品が13世紀前半のものであるところから,この時期をポルトガル文学の最初期とするのが一般的である。13世紀から14世紀半ばころまでにおいて,最も重要な文学作品は抒情詩であった。…

※「ガレト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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