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移り/遷り ウツリ

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デジタル大辞泉の解説

うつり【移り/遷り】

人の住所などが変わること。移転。転居。「郊外にお―の由」「都―」
火事などが他に伝わること。「火の―が早い」
(多く「おうつり」の形で)贈り物の入っていた先方の器や風呂敷にお礼のしるしとして別の品を入れて返すこと。また、その品。
「オ―ヲ上ゲル」〈和英語林集成
移り変わること。変遷。
「人も世も思へばあはれいく昔いく―して今になりけん」〈玉葉集五〉
続き合い。ゆかり。関係。
「虎様や少将様の―といひ」〈浄・百日曽我
代わりの人。身代わり。
「せめて御兄弟の―にもなれかし」〈浄・百日曽我
事情。わけ。ようす。
「銀(かね)持ち合はさぬ―を知らせ」〈浮・禁短気・六〉
蕉風俳諧の付け方の一。前句の余韻が後句に及んで互いに調和する付け方。
「―、響き、匂ひは付けやうのあんばいなり」〈去来抄・修行〉

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

うつり【移り】

移ること。移動。転居。 「東京へお-と聞きましたが」 「都みやこ-」 「家-」
移り変わること。変遷。 「人の世も思へばあはれいく昔いく-して今になりけん/玉葉 雑五
においや色が他の物にしみつくこと。また、そのにおいや色。
ゆかり。名残。 「虎様や少将さまの-といひ/浄瑠璃・百日曽我」
事情。わけ。いきさつ。 「銀かね持ち合はさぬ-を知らせ/浮世草子・禁短気」
〔「おうつり」とも〕 贈り物を入れてきた器や風呂敷を返すとき、中に入れて渡すちょっとした物。普通、半紙・マッチなどを使う。凶事の贈答には入れない。
連句で、前句からの情趣の移動、照応の適切さなどをいう語。

出典|三省堂
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