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キイロスズメ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キイロスズメ
きいろすずめ / 黄色天蛾
[学]Theretra nessus

昆虫綱鱗翅(りんし)目スズメガ科に属するガ。はねの開張100ミリメートルに達する大形種。前翅翅頂は鋭くとがり、前縁に沿って帯状に緑色をなし、それより下方は明るい黄褐色、3~4本の細い線が翅頂部から翅底部に走る。後翅は黒色、外縁部に黄褐色帯がある。北海道を除く、日本全土、東南アジアからニューギニアまで分布は広い。平野部で多産し、よく灯火に飛来する。幼虫は体長90ミリメートル内外、尾角は長さ10ミリメートルぐらい。ヤマノイモ、ナガイモ、ツクネイモ、オニドコロなどヤマノイモ科に寄生するので、畑地でよくみられる。年2回の発生で、蛹(さなぎ)で越冬する。[井上 寛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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