キルケネス(読み)きるけねす(その他表記)Kirkenes

デジタル大辞泉 「キルケネス」の意味・読み・例文・類語

キルケネス(Kirkenes)

ノルウェー北部の港町。バランゲルフィヨルドの支湾、ベクフィヨルドに臨む。近郊のシドバランゲル鉱山より産する鉄鉱石積出港として発展。ロシア国境に近く、第二次大戦中はドイツ軍の基地が置かれた。当時の防空壕跡(アナースグロッタ)が現在も残る。ヒルケネス

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キルケネス」の意味・わかりやすい解説

キルケネス
きるけねす
Kirkenes

ノルウェー北部、バランゲルフィヨルドの支湾ベクフィヨルドの湾頭にある港町。南へ10キロメートルの所にあるシドバランゲル鉱山から産出する鉄鉱石の積出し港である。ロシア連邦国境までわずか8キロメートルの位置にあり、第二次世界大戦中はドイツ軍の基地となった。この町を中心とするセアバランゲル地区の人口は9596(2002)。

[竹内清文]

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