ギャグマン

デジタル大辞泉 「ギャグマン」の意味・読み・例文・類語

ギャグマン(gagman)

映画演芸などのギャグ作者。または、そのギャグを演じる人。

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精選版 日本国語大辞典 「ギャグマン」の意味・読み・例文・類語

ギャグ‐マン

〘名〙 (gagman) 映画、演芸などのギャグの作者。または、そのギャグを演ずる人。コメディアン
色ざんげ(1933‐35)〈宇野千代〉「オーケストラのピアノ弾きでもギャグマンでも何でもやらう」

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世界大百科事典(旧版)内のギャグマンの言及

【シナリオ】より

…シナリオに基づいて撮影された最初の映画はジョルジュ・メリエスの《月世界旅行》(1902)といわれ,場面ごとに順を追ってプロットを立て撮影された。チャップリン,ロイド,キートンらの喜劇も最初はシナリオを使わず,むしろギャグのアイデアを書くだけのもので,シナリオライターというよりはいわゆるギャグマンあるいはギャグライターにすぎなかった(例えばフランク・キャプラ監督はハリー・ラングドンの喜劇のギャグマンから出発した)。しかし,映画が長尺になり,劇的な内容をもつに従がって,シーンを順に追ってストーリーを構成するシナリオの重要性が認識され,やがて映画製作の職能的分業化が進み,さらに〈文芸作品〉の映画化が盛んになるにつれて〈adaptation〉(脚色,アダプテーション,すなわち映画向きに改作すること)が映画製作の出発点になり,脚本は絶対必要条件として主要な撮影所には〈脚本部〉が設置され,シナリオの理論的探究も始まった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」