クオ-ヴァディス

旺文社世界史事典 三訂版 「クオ-ヴァディス」の解説

クオ−ヴァディス
Quo Vadis

ポーランドの小説家シェンキェーヴィチの歴史小説
1896年刊。帝政ロシア圧政を,古代ローマ皇帝ネロのキリスト教徒迫害に託して世界に訴えた。題名は「主よいずこへ行かれるか」の意で,迫害をおそれローマを逃げだしたペテロが,途中イエスにあい,呼びかけた言葉として有名である。その後ペテロはみずからを恥じ,ローマに帰って処刑されたといわれている。

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デジタル大辞泉プラス 「クオ-ヴァディス」の解説

クオ・ヴァディス

1951年製作のアメリカ映画原題《Quo vadis》。暴君ネロ支配下の古代ローマを舞台にした歴史スペクタクル。監督:マービン・ルロイ、出演:ロバート・テイラー、デボラ・カーピーター・ユスチノフほか。第24回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。

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