クサンテン（読み）くさんてん（英語表記）Xanten

デジタル大辞泉

クサンテン（Xanten）

ドイツ北西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。オランダとの国境に近く、ライン川沿いに位置する。古代ローマ時代の軍事拠点に起源し、植民都市となった。20世紀に復元された円形劇場の遺跡がある。

出典　小学館

日本大百科全書(ニッポニカ)

クサンテン
くさんてん
Xanten

ドイツ北西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。人口2万0600（2000）。ライン川左岸の低位段丘上にある。第二次世界大戦の激戦地。市街地の北にローマ人の劇場の遺跡があり、1970年代初めに再建された。戦災後に再建された僧正管区聖堂とともに、多くの観光客がここを訪れる。

［齋藤光格］

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