クジラ類(読み)クジラるい(その他表記)Cetacea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クジラ類」の意味・わかりやすい解説

クジラ類
クジラるい
Cetacea

哺乳綱クジラ目に属する動物の総称体長 1.2~30m,体重 450kg~170tにもなる大型の哺乳類前肢は鰭 (ひれ) 状,後肢は退化し,尾は水平に広がり尾鰭のようになっていて,水生生活に適応したからだつきをしている。皮下に厚い脂肪層をもつ。噴気孔水面に出して肺呼吸をする。現生のものはヒゲクジラ類ハクジラ類に分けられる。1産1仔。水中で出産し,乳で育てる。現存動物中最大のシロナガスクジラをはじめとして 80種あまりが知られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む