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クッターブ kuttāb

世界大百科事典 第2版の解説

クッターブ【kuttāb】

〈学校〉を意味するアラビア語。一般に,コーラン暗誦を中心とする初等教育施設をいう。マクタブmaktabも同義語として用いられたが,後者は現代では,近代教育制度の中での小学校を指すことが多い。これに対し,マドラサは高等教育施設をさす。イスラムの歴史のごく初期から初等教育に関する記録はあり,ジャーヒリーヤ時代にまでさかのぼる。伝統的なクッターブは,ほとんどの場合,政治権力の統制外にあり,町でも村でも望みさえすればだれもが通える程度に普及していた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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