クマ笹エキス(読み)くまざさえきす

食の医学館の解説

○栄養成分としての働き
 クマ笹はたんぱく質、脂肪、ビタミンB1、B2、K、カルシウムのほか、マグネシウム、リンなどのミネラルを含んでいます。ビタミンKは血液中のカルシウムイオンをふやし、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防に効果があります。また100g中に80mgも含まれる葉緑素と、リグニンという木質繊維には腫瘍(しゅよう)抑制効果があることが認められていますし、ササ多糖体は弱った細胞膜を強化するので、この相乗作用で制がん効果が期待されます。また多糖類のパンフォリンは免疫力を高めるほか、防腐効果があります。
○漢方的な考え方
 クマ笹は、その強い生命力から民間薬としても広く用いられてきました。その薬効は広範囲におよび、健胃、高血圧、糖尿病、慢性肝炎、口内炎(こうないえん)口臭かぜなどに効くとされています。なおエキスは濃緑の1年目の若葉から抽出されます。

出典 小学館食の医学館について 情報

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