クライシ族(読み)クライシぞく(その他表記)Quraysh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クライシ族」の意味・わかりやすい解説

クライシ族
クライシぞく
Quraysh

アラブ系のアラブ支族名。初めはヒジャーズ地方山地で遊牧生活を送っていたが,5世紀末頃,伝説的な英雄クサイイに率いられてメッカに定着。カーバ神殿の管理者として,また遠距離交易の組織者としてしだいに勢力を蓄え,7世紀初頭にはメッカをヒジャーズ地方の中心都市にまで引き上げた。預言者ムハンマドがクライシ族の支派ハーシム家から出るに及んで,アラブのなかで最も有力な支族となり,のちに大帝国を組織するウマイヤ家(→ウマイヤ朝)や,ハーシム家に属するアッバース家(→アッバース朝),またシーア派アリー家などを生んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 カーバ神殿

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む