クライペダ城(読み)クライペダジョウ

デジタル大辞泉 「クライペダ城」の意味・読み・例文・類語

クライペダ‐じょう〔‐ジヤウ〕【クライペダ城】

Klaipėdos pilis》リトアニア西部の港湾都市クライペダの旧市街にある城跡。13世紀半ばにリボニア騎士団の軍事拠点として建造。ドイツ語名メーメルブルク(メーメル城)。堀が造られ増強が図られたが、18世紀以降は軍事的な役割を終えて造船所などに利用された。現在は稜堡りょうほ、地下回廊、塔の一部が残っており、博物館として公開されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android