DoS攻撃(読み)でぃーおーえすこうげき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「DoS攻撃」の意味・わかりやすい解説

DoS攻撃
でぃーおーえすこうげき

特定コンピュータ通信機器に対して、ネットワーク経由で連続的な攻撃を仕掛けること。手法としては、サーバーの処理能力を超える大量のデータを送りつける、ソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性をねらって不正なデータを送信する、などがあり、攻撃を受けるとシステムダウンやデータ消失などの被害が生じる。DoS攻撃はDenial of Service attackのことで、MS-DOSなどのDisk Operating Systemとは用語としての関連性はない。DoS攻撃を複数のコンピュータから同時多発的に行うことを「DDoS攻撃Distributed DoS attack」、あるいは「分散DoS攻撃」とよぶ。

[編集部 2016年4月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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