クラウンジュエル(読み)くらうんじゅえる(その他表記)Crown Jewels

デジタル大辞泉 「クラウンジュエル」の意味・読み・例文・類語

クラウン‐ジュエル(crown jewel)

買収先会社の中で最も魅力のある事業部門や子会社

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

M&A用語集 「クラウンジュエル」の解説

クラウンジュエル

直訳すると王冠宝石。敵対的買収に対抗する防衛策のひとつ。敵対的M&Aを仕掛けられた企業が、買収者の魅力となっている資産又は事業を第三者に疎開させて買収意欲を削ぐこと。

出典 M&A OnlineM&A用語集について 情報

会計用語キーワード辞典 「クラウンジュエル」の解説

クラウンジュエル

敵対的買収に対抗する防衛策のひとつです。敵対的M&Aを仕掛けられた企業が、買収者の魅力となっている資産または事業を第三者に疎開させて、買収する気をなくさせることです。

出典 (株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」会計用語キーワード辞典について 情報

知恵蔵 「クラウンジュエル」の解説

クラウン・ジュエル

被買収企業の重要財産を指し、それを第三者であるホワイトナイトに購入するオプション権を与えることで、自社の魅力を下げ、敵対的買収を防ぐ方法

(高橋宏幸 中央大学教授 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android