クロスターノイブルク(英語表記)Klosterneuburg

デジタル大辞泉 「クロスターノイブルク」の意味・読み・例文・類語

クロスターノイブルク(Klosterneuburg)

オーストリア東部、ウィーン北部郊外にある町。バーベンベルク家レオポルド3世が12世紀に創設したクロスターノイブルク修道院中心とする。古くからワイン生産が盛ん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロスターノイブルク」の意味・わかりやすい解説

クロスターノイブルク
Klosterneuburg

オーストリア東部,ニーダーエスターライヒ州都市。ウィーンの北西約 13km,ドナウ川右岸に位置する。ウィーナーワルト北縁を占め,ウィーン大都市圏を構成する。ローマ時代の要塞起源を発し,1100年頃創建のアウグスチノ会修道院を中心に発展した。木工化学皮革などの工業があり,ワインを産出。修道院は貴重な美術品,写本所蔵。人口2万 4591 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のクロスターノイブルクの言及

【ニーダーエスターライヒ】より

…クレムスをすぎるとウィーン盆地に入る。そこはウィーンの森の東端レオポルツベルクの丘が連なり,クロスターノイブルクKlosterneuburgのバロック建築の大修道院が聳立(しようりつ)する。この一帯もワインの産地である。…

※「クロスターノイブルク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android