グリエフ(その他表記)Gur'ev

関連語 木村

改訂新版 世界大百科事典 「グリエフ」の意味・わかりやすい解説

グリエフ
Gur'ev

カザフスタン共和国西部,同名州の州都。人口14万0100(1983)。カスピ海北東岸,ウラル川河口の港。漁業が中心産業であったが,現在石油化学・機械製造工業,魚類加工コンビナートもあり,パイプライン起点・中継点となっている。1640年に大商人グリエフ家が創設,間もなくヤイク・コサックから通商路を守るため,政府命令によって石造の要塞村落へ改造。67-68年ラージンの軍に占領され,1810年に要塞は廃止,65年郡都となる。1990年代,アテラウAterauと改称
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「グリエフ」の意味・わかりやすい解説

グリエフ
ぐりえふ
Гурьев/Gur'ev

カザフスタン共和国アティラウ(旧グリエフ)州の州都アティラウの旧称。1992年に現名称に改称された。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グリエフ」の意味・わかりやすい解説

グリエフ

「アトゥラウ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のグリエフの言及

【アトゥラウ】より

…中央アジア,カザフスタン共和国西部,同名州の州都。旧名グリエフGur’evを1990年代に改称(州名も同様)。人口15万2500(1991)。…

※「グリエフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む