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ケトミウムカビ けとみうむかび

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケトミウムカビ
けとみうむかび
[学]Chaetomium

子嚢(しのう)菌類、核菌類、ケトミウム科に属するカビ。繊維素分解力が強く、雨漏りのある住居の天井や壁、布、衣服、ベニヤ板、藁(わら)、動物の古い糞(ふん)などの上に分布する。黒緑色の子嚢殻を形成し、子嚢殻の周囲に螺旋(らせん)状の付属物が放射状につき、中に子嚢を形成する。子嚢の中に8個の子嚢胞子があり、子嚢が成熟して溶けると子嚢胞子が逸出する。自然界では基物の表面に黒緑色の集落をつくるので確認できる。[曽根田正己]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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