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ゲピード族 ゲピードぞくGepidae; Gepiden; Gepids

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲピード族
ゲピードぞく
Gepidae; Gepiden; Gepids

バルト海沿岸の南部に居住していたゲルマン民族の一派。3世紀中頃から史上に現れ,現在のポーランドを流れるウィスラ河口を領有。ブルグンド族を追い,ゴート人とともにドナウ川下流に向って進んだが,375年フン民族に屈服。フン王アッチラの死後,再び独立しダキア地方を占領。 489年東ゴートのテオドリック大王のイタリア遠征を阻止しようとして敗れ服属。 566年ランゴバルド族に決定的な敗北をこうむり,史上から姿を消した。

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世界大百科事典内のゲピード族の言及

【アバール】より

…モンゴル系の遊牧騎馬民族で,人種的にはフン族と近縁関係にある。中国の史料に現れる柔然と同一民族であるとの説もあるが,確実でない。確実なのは東部中央アジア(東トルキスタン)にいたとき,エフタル人などとともに一時柔然の支配下にあったことで,北魏の太武帝が柔然を打ち破った(426)のち,その支配から独立したものと思われる。アバール人は460年ごろカスピ海沿岸に現れ,フン系ブルガール人の諸部族を支配下に置いた。…

※「ゲピード族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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