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コッゲ船 コッゲせん Kogge

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世界大百科事典 第2版の解説

コッゲせん【コッゲ船 Kogge】

中世ヨーロッパの海上通商で使用された各種船舶の一つで,北方のハンザ貿易でひろく用いられ,その主力船種となった。コグ船cogともよばれる。12世紀にすでに発生し,15世紀まで使用され続けるが,13~14世紀,つまりハンザ同盟の隆昌・全盛期が同時にコッゲ船の最盛期であった。外観上は,基本的には,1本マスト,高い甲板,船幅の広いことを特徴とする。木造帆船ではあるが,商業復活に伴う中世造船技術の進歩を反映し,中世初期の船舶に比し航洋性高く積載能力も大きい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のコッゲ船の言及

【水運】より

…穀物,材木,毛織物,塩,魚,毛皮などが大量に輸送されたが,地中海の場合に比べて奢侈品の割合が低かったとされている。北海の荒波に耐える頑丈な構造,高い舷側と船尾舵をもつハンザのコッゲ船が活躍した。13世紀末にそれまでモロッコのイスラム勢力の支配下にあったジブラルタル海峡がキリスト教徒側の手に落ち,地中海と北海を結ぶ航路が成立した。…

※「コッゲ船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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