コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コノハエビ類 コノハエビるいnebaliacean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コノハエビ類
コノハエビるい
nebaliacean

軟甲綱薄甲目 Leptostracaとしてまとめられる甲殻類の総称。コノハエビ科 Nebaliidaeなど 3科からなり,約 40種が知られている。体長 1cm内外。頭胸部と腹部前半は二枚貝状の殻で包まれ,可動の額角をもつ。8対の胸脚はすべて葉状で,甲殻類の原始形態を示すと考えられる。現生の甲殻類としては最も古く,古生代シルル紀に出現した「生きている化石」である。浅海底生種のほか深海浮遊種も知られている。コノハエビ Nebalia japonensis は赤色の大きな有柄眼 1対と長い触角をもち,河口付近のやや汚れた砂泥底にすみ,有機物をろ過して食べる。日本産と世界に広く分布する N. bipes との異同は明らかではない。(→節足動物軟甲類

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

コノハエビ類の関連キーワード甲類

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android