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コノート

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コノート
このーと
ConnachtConnaught

アイルランドを構成する四つの地方の一つ。アイルランド共和国北西部を占め、ゴールウェー、リートリム、メイオー、ロスコモン、スライゴーの5県からなる。面積1万7122平方キロメートル、人口46万4050(2002国勢調査速報値)。東側をシャノン川が流れ、西部および北西部は大西洋に臨む。山地の起伏が大きく、気候は冷涼多湿である。肥沃(ひよく)なレス土壌を欠くため牧畜中心の農業景観が卓越し、アイルランドでもっとも開発の遅れた地域である。土地に対する人口圧が高く、19世紀から1960年代にかけてアメリカ、カナダ、イギリス本土への移住者が続出した。とくに大西洋に臨む人口過密地帯で人口流出が著しく、1891年の54.1万から1961年の26.4万へと、51%も激減した。地理的に隔絶しているためケルト系民族のかっこうの避難所となり、今日にその伝統的文化の基層を伝える。[米田 巌]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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