コヘデス州(読み)コヘデス(その他表記)Cojedes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コヘデス州」の意味・わかりやすい解説

コヘデス〔州〕
コヘデス
Cojedes

ベネズエラ北西部の州。州都サンカルロス。北部にアンデス山脈北東の延長にあたる山地が連なるほかは,全域がリャノスと呼ばれる広大な熱帯草原に属し,コヘデス川など山地に発する多数の川が州を南東流する。植民地時代から牧牛が盛んな地域で州の主産業であるが,乾季雨季が明瞭な熱帯にあるため,放牧に際して乾季には干魃,雨季には洪水という自然の障害がある。北部の山地斜面ではコーヒー,南部の灌漑農業地帯ではトウモロコシワタ,サトウキビ,キャッサバなどが栽培される。北部の山麓に沿って東西に幹線道路が通る。面積 1万4800km2。人口 30万288(2007推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む