サツルヌス(その他表記)Saturnus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サツルヌス」の意味・わかりやすい解説

サツルヌス
Saturnus

ギリシア神話クロノスと同一視された古代ローマの神。ローマの伝説によれば,ユピテルに天界の王位を簒奪されたあと,ラティウムに来て,のちにローマの場所となるカピトリウムの丘の上にサツルニアという町を建て,付近のヤニクルム丘にいたヤヌスと一緒にこの地方の住民を支配し,彼らに文明を教えて黄金時代の生活をおくらせたとされる。元来は,ラテン語でサツスといった播種ないしは種を守護する農業神だったと思われ,鎌を手に持った姿に表わされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む