サブユニット

デジタル大辞泉 「サブユニット」の意味・読み・例文・類語

サブユニット(subunit)

部品。部分構成要素。
複数たんぱく質によって構成されるたんぱく質複合体の構成単位となる単一のたんぱく質分子(ポリペプチド鎖)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「サブユニット」の解説

サブユニット
サブユニット
subunit

タンパク質分子が特定個数集合し,複合体を形成して生理機能を発現する場合,複合体の構成単位である個々のタンパク質分子をサブユニットという.たとえば,ヘモグロビンAはα鎖2個,β鎖2個が複合体を形成して酵素分子運搬の役割を果たすが,このα鎖,β鎖は,それぞれヘモグロビンAのサブユニットである.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「サブユニット」の解説

サブユニット

 タンパク質の中にはいくつかの分離できるタンパク質で構成されているものがあり,その一つ一つのこと.機能を果たすうえで必須のサブユニットもあれば,機能を補助するものもあり,機能のわからないものもある.通常ジスルフィド結合で結合されたものもサブユニットとよぶ.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サブユニット」の意味・わかりやすい解説

サブユニット
subunit

蛋白質の完成した1分子が,数個のポリペプチド鎖の組合せから成るとき,各1本のポリペプチド鎖を,単位分子のまとまった一部分ずつという意味で,サブユニットという。また1個だけのサブユニットをモノマー (単量体) ,数個が組合わさったものをオリゴマーと呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサブユニットの言及

【ウイルス】より

…ウイルス自体の大きさが微小なため,遺伝子としてのウイルスの核酸のもつ情報量は制限されており,核酸の情報に基づいて生み出されるタンパク質の種類も限られている。このような制限のもとでつくり出されてくるウイルス粒子は,基本的には,単位的な要素(サブユニット)の規則的な繰返しによって構成されている。サブユニットは多くの場合,同一のタンパク質の集合したものであるが,数種類のタンパク質からなる複雑な集合体である場合もある。…

※「サブユニット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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