ショットキー型欠陥(読み)ショットキーガタケッカン

化学辞典 第2版 「ショットキー型欠陥」の解説

ショットキー型欠陥
ショットキーガタケッカン
Schottky defect

格子欠陥一種.正規の結晶格子点にある原子またはイオンを1個取り除き,これを結晶の表面の同等の格子点においてつくられる格子欠陥である.イオン化合物においては,高い配位数をもち,イオン結合性が強く,陽イオン陰イオン半径がほぼ等しい化合物において起こりやすい.陽または陰イオンのみが移る場合と,陽および陰イオン体が移る場合とがある.NaClおよびKClは代表的化合物である.[別用語参照]フレンケル欠陥

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む