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ショナ族 ショナぞくShona

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ショナ族
ショナぞく
Shona

ジンバブエ東部,モザンビークに居住する南バンツー語系諸族。人口約 800万と推定される。文化的に共通性をもち,形質的にはニグロイド=アルメノイド起源の諸民族で,カランガ族,コレコレ族,ニイカ族,ンダウ族,ゼズル族などに分れる。とうもろこし,きびの栽培を中心とする定住農耕民である。集落,地区,首長国はそれぞれ世襲の首長が統治した。社会組織は,外婚制氏族と父系リニージが各地域にある。出自,継承,相続は一般に父系的であるが,北部には母系制もみられる。 1838年,ンデベレ族が侵攻し,カランガ,ゼズルの一部を強力な征服王国に組入れた。 96年ンデベレが,97年ショナが白人支配に対して抵抗運動を起し,独立を目指して超民族的な解放運動を行なった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内のショナ族の言及

【ジンバブウェ】より

…年による変動が南西へいくほど大きくなるが,平均は東部山地の1200mm以上を最多に,ハイ・ベルトの北東部で800~900mm,南西部で500~600mm,最少のリンポポ低地で300~400mmである。【戸谷 洋】
[住民,社会]
 バントゥー系のショナ族Shonaが70%の多数を占め,そのほかヌデベレ(ンデベレ)族Ndebeleが16%を占める。白人の人口は減少したが,なお約1%を占め,アジア人も少数だが居住している。…

【ジンバブウェ[遺跡]】より

…建設年代および建設者については,古くから激しい議論があり,古代東方人説とアフリカ人説とが対立していた。しかし1958年以後の考古学的および民族学的な調査・発掘によって,ショナ族Shonaとロズウィ族Rozwiが11~18世紀に建設したこと,また前期のモノモタパ期(モノモタパ王国)と後期のマンボMambo期に分けられることが判明した。 11世紀に牛を飼うショナ族が,石灰なしで不整形の石を積んで〈アクロポリス〉の石壁を築いた。…

【モザンビーク】より

…またタンザニアの支援も得て,マコンデ族は独立時にはモザンビーク解放戦線(FRELIMO(フレリモ))の有力メンバーとして,積極的に活動した。 ジンバブウェにまたがり南部に居住するショナ族Shonaは,モロコシ,トウモロコシを中心に,シコクビエ,イネ,豆類を栽培する農耕民である。牛も飼育し,花嫁代償(婚資)として用いるが,女性は牛に近づくことも許されない。…

【モノモタパ王国】より

…南アフリカ,現在のジンバブウェ共和国を中心に,北はザンベジ川,南はトランスバール,西はボツワナ東部,東はインド洋に及ぶ,ショナ族Shonaおよびロズウィ族Rozwiを中心とする部族連合王国。11~19世紀に栄え,モノモタパMonomotapa期(11~15世紀)とマンボMambo(〈王〉の意)期(15~19世紀)に分けられる。…

※「ショナ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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