シンクイムシ(読み)しんくいむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シンクイムシ」の意味・わかりやすい解説

シンクイムシ
しんくいむし / 心喰虫

昆虫綱鱗翅(りんし)目の幼虫なかで、果実に食入する小ガ類の総称。一般にモモゴマダラノメイガ、ナシヒメシンクイモモノヒメシンクイなどの幼虫をいうが、甲虫目のなかで、幼虫が樹木などに穴をあけるナガシンクイムシ科の各種も、和名語尾はシンクイである。

[井上 寛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む