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ジェルミニー・デ・プレ Germigny‐des‐Prés

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世界大百科事典 第2版の解説

ジェルミニー・デ・プレ【Germigny‐des‐Prés】

フランス中部,ロアレ県の小村。人口約400人。オルレアン司教であり,サン・ブノア・シュル・ロアール修道院長であった,カール大帝の宮廷顧問テオドゥルフThéodulfの別荘に付属した私設礼拝堂(800ころ)が残る。集中式プランで,モザイクによる装飾を施すなど,ビザンティン美術の影響が濃い。15世紀西側に身廊が設けられた。今日の教会は,主祭室とそのモザイクを除き,19世紀の修復時の再建になる。そのモザイクは現存する唯一のカール大帝時代のもの。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のジェルミニー・デ・プレの言及

【カロリング朝美術】より


[建築]
 今日もアーヘンにそびえるカール大帝の宮廷礼拝堂(現,大聖堂)は彼自身の計画案によるもので,カロリング朝建築の重要な遺例である。その構造はラベンナのサン・ビターレ(6世紀中ごろ)を模したともいわれる集中式八角堂形式で,東方的なギリシア十字形プランのジェルミニー・デ・プレの礼拝堂(800ころ)と共に,当時としては例外的な形である。当時一般には縦長のプランをもつバシリカ式教会堂が多く造られた。…

【モザイク】より

ビザンティン美術
[西ヨーロッパ]
 カロリング朝期では,アーヘンの宮廷礼拝堂(現,大聖堂)にモザイクが施されていたといわれるが現存しない。ジェルミニー・デ・プレの礼拝堂の〈契約の櫃(ひつ)〉(《出エジプト記》25章)を表すモザイク(799‐818)は,この時代のほぼ唯一の遺例である(ラベンナからの影響が色濃い)。この後アルプス以北では,建築装飾は主として壁画によったため,モザイクはほとんど行われなかった。…

※「ジェルミニー・デ・プレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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