ジャダ石(読み)ジャダせき(その他表記)jada tashı

改訂新版 世界大百科事典 「ジャダ石」の意味・わかりやすい解説

ジャダ石 (ジャダせき)
jada tashı

トルコ・モンゴル系諸民族の間で,風・雪などを呼びおこすための呪術に用いられた石。5世紀の悦般(えつぱん),10世紀のキメック,11世紀のヤグマ,13世紀のモンゴル,15世紀のチャガタイ,18世紀のウイグルなどの諸民族が,来襲した敵を混乱させたり,火事を消したり,暑気をはらうなどの目的で使用した例が知られている。一説によれば,この石は牛馬などの動物の体内に生じた結石,ことに糞石で,これを柳の枝につないで澄んだ水の中に置いて雨乞いをするとたちまち降雨が見られたという。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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