ストレッチ体操(読み)すとれっちたいそう

日本大百科全書(ニッポニカ)「ストレッチ体操」の解説

ストレッチ体操
すとれっちたいそう

腱(けん)や筋肉を伸展させる体操。従来準備運動として行われていた柔軟体操をくふう開発したもの。その特徴は、はずみや反動をつけないで徐々に、ゆっくりと腱や筋肉を「軽い伸び」を感じるところまで伸ばし、伸ばしたら各自の能力にあわせて、10~30秒間その体勢を維持するところにある。ストレッチ体操は、腱や筋肉に弾性を与え、関節の可動範囲を広げて柔軟性を増すので、あらゆるスポーツのコンディショニングおよび傷害防止の準備運動として適している。また各自の能力にあわせて行われるので、日常、運動不足になりがちな主婦や高齢者などにも適した体操である。実施上の留意点は、(1)けっして無理をしない、(2)はずみや反動をつけない、(3)呼吸を止めないで、ゆったりした気分で行う、などである。

[上迫忠夫]

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デジタル大辞泉「ストレッチ体操」の解説

ストレッチ‐たいそう〔‐タイサウ〕【ストレッチ体操】

筋肉や関節を伸ばす柔軟体操のこと。ストレッチング

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世界大百科事典内のストレッチ体操の言及

【体操】より

… 現代は,体操がふたたび多様化の時代に入っている,と考えられる。リズムにのる楽しさを強調したジャズ体操,心肺機能を高める有酸素運動に着目したエアロビック体操(エアロビクス),筋肉の伸展をめざすストレッチ体操をはじめ,東洋の神秘主義的な心身一如の思想に支えられたインドのヨーガ,中国の按摩・導引体操や太極拳,さらに一種独特の直観理論に基づくシュタイナーのオイリュトミー体操にいたるまで,多種多彩である。このような現代の体操の多様化現象は,現代人の健康生活上の不安の反映にほかならないが,その解決法には二つの大きな傾向が認められる。…

※「ストレッチ体操」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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