セメント注入法(読み)セメントちゅうにゅうほう(その他表記)cement grout

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セメント注入法」の意味・わかりやすい解説

セメント注入法
セメントちゅうにゅうほう
cement grout

グラウトと称するセメント・ペーストやモルタルなどをポンプで加圧注入する工法。岩盤の割れ目やトンネルの覆工と地山との間の空隙の充填,プレパックド・コンクリートでの砂利の間の空隙の充填,ポスト・テンション方式のプレストレストコンクリートでの鋼材とシースの間の間隙の充填などに用いられる。注入してからグラウトが細かい間隙にまで行き渡るようにセメント分散剤を加え,グラウトの流動性を増すとともに,アルミニウム粉末を加え,水素ガスを発生させて膨張させる。グラウトは岩盤,コンクリート,砂利,鋼材などとの付着がよく,独立気泡を含むため凍結・融解などに対する耐久性が大きい。

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