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砂利 じゃり gravel

翻訳|gravel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

砂利
じゃり
gravel

ともいう。径 2mm以上の岩石片の総称。土木工学では 5mm以上の大きさの礫が 85%以上混じる礫の集団をさし,コンクリートの粗骨材,道路舗装などに用いる。砂利は個々の岩質が硬いものほど良好で,古生層,中生層のチャート硬砂岩などがよい。

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デジタル大辞泉の解説

ざり【砂利】

じゃり(砂利)

じゃり【砂利】

小石。また、小石に砂のまじったもの。ざり。「砂利道」「玉砂利」「砂利トラ」
《劇場・見世物小屋などで見物の子供をさしていったところから》子供。
《小石や白砂を敷きつめたところから》江戸時代、奉行所の一区画で、町人・百姓などが着座する所。

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百科事典マイペディアの解説

砂利【じゃり】

土木工事に利用される礫(れき)のこと。普通,海浜でとれるのを海砂利,河床に堆積するのを川砂利,山中に埋蔵されている地質時代に海や河川で堆積した礫を山砂利または陸(おか)砂利という。

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リフォーム用語集の解説

砂利

直径2?5cm程度の石や、小石に砂が混ざったものの事。建設材料として、道路や鉄道軌道用の路盤材料や、盛土や埋立地などを造成する土工材料、コンクリートを造る際の骨材、造園における敷石(庭石)などがあり、種類は、コンクリート用骨材、道路用砕石、クッション用砂・埋め戻し用砂、再生砕石リサイクル発泡骨材などがある。白色系、黒岩系、褐色系、赤色系などの色があり、採掘場所により異なる。

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岩石学辞典の解説

砂利

砂礫の集合したもの.産地により川砂利,山砂利,陸砂利,海砂利がある.

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世界大百科事典 第2版の解説

じゃり【砂利 gravel】

岩石が風化,流水,転落などの自然作用によって砕かれ,角ばりがとれた状態になったもの,またはその集合体のこと。ふつう粒の大きさが5~60mm程度のものをいうが,それ以上で約300mm以下の大型のものを玉石(たまいし)cobbleと呼び,これも砂利に含めることがある。これらに対して岩石を人工的に破砕・整粒した人工の砂利,すなわち砕石(さいせき)があるが,ふつう砂利といえば天然のもののみを指す。しかし分類上の明確を期するために天然産のものを天然砂利,砕石を人工砂利とする。

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大辞林 第三版の解説

ざり【砂利】

砂まじりの小石。じゃり。

じゃり【砂利】

小石。また、その集まり。小石に砂のまじったものもいう。ざり。
〔もと劇場などで子供の客をさした隠語〕 子供のこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

砂利
じゃり
gravel

岩石が風化作用により崩壊し、流水その他の摩耗作用によってできた丸みをもつ粗粒。コンクリートに用いる場合、粗骨材という。通常粒径5ミリメートル以上、40ミリメートル以下程度の粒をいう。粒径12~13センチメートル程度より大きいものを玉石という。岩石や玉石をクラッシャーにより砂利と同程度の粒径に砕いたものを砕石(砂利)という。
 砂利は産地によって川砂利、山砂利、海砂利などと区分される。また組成や成因などによって普通砂利、火山砂利(軽量砂利)、人工軽量粗骨材、砕石、高炉スラグ粗骨材(製鉄の際に高炉から発生するスラグを徐冷してクラッシャーで破砕し整粒した砂利)などがある。用途によりコンクリート用粗骨材、路盤用、切込(きりこみ)砂利などに区分される。
 砂利の性質のほとんどは粒を構成する造岩鉱物の種類、性質によって決まるので、産地や河川によって性質が決まるといってもよい。火成岩地帯の河川からは硬質の砂利が産出し、房総半島などでは堆積(たいせき)岩質の比較的軟質の砂利が採取される。普通の砂利は比重2.5~2.7、吸水率0.6~5.0%である。比重は軟質な砂利ほど小さく、吸水率は大きい。川砂利は粒形が球状で、水に洗われているので清浄である。旧河川敷の砂利や山砂利は有機質や粘土などを含むので洗浄する必要がある。この洗浄泥水の処理はしばしば環境汚染を引き起こし問題となる。砕石(砂利)は良質の母岩を選定すれば、強度、耐久性の点では安心である。一部の砕石についてアルカリ骨材反応(セメント中の酸化ナトリウムや酸化カリウムと反応して膨張し、コンクリートにひび割れを生ずる現象)が発生し、2000年(平成12)には、高速道路などの道路橋でアルカリ骨材反応が起きているのがみつかり、大きな問題となった。クラッシャーで破砕し、ふるいでふるって整粒するので粒度分布はよい反面、形状が角張っているが、天然砂利の枯渇からコンクリート用砕石が漸増している。海砂利は波浪作用により粒形がよい。海産骨材は塩化物の洗浄を十分に行わないと鉄筋が錆(さ)びる。
 河川産砂利や海砂利は採取規制が厳しく生産量は少なくなった。旧河川敷の砂利や山砂利は採掘権の取得がむずかしく、洗浄泥水の処分などの点で将来の生産量はあまり期待できない。そのため、砕石、高炉スラグ砕石などに依存する傾向にあり、2004年の骨材消費量1億7000万トンのうち砕石が約40%を占めている。[笠井芳夫]

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