セントジョーンズウォート

食の医学館 の解説

セントジョーンズウォート

セントジョーンズウォートは和名で西洋弟切草(せいようおとぎりそう)といいます。近年、ドイツで本格的に研究され、医療現場でも広く用いられるようになり、それがアメリカへも波及して、人気を集めています。
〈うつ症状を改善する有効成分ヒペリシン〉
○栄養成分としての働き
 多数のフラボノイドのほか、精油成分のヒペリシンが含まれています。ヒペリシンはモノアミンオキシダーゼという酵素が脳内物質のセロトニン、ドーパミンなどを分解するのを阻害し、セロトニンをふやします。セロトニンは感情や睡眠、食欲に関係し、少ないとうつ状態を起こすことが知られています。またヒペリシンは不眠や老化を防ぐメラトニンという脳内ホルモンを活性化させます。これらの働きから、軽いうつ病の改善が期待されるのです。また、胃潰瘍(いかいよう)、生理痛、神経痛の改善にも働くといわれています。
〈食欲を抑える効果も認められた〉
 セントジョーンズウォートには食欲を抑える効果があることが報告されています。食事制限につきもののストレスも減らせるので、ダイエットに最適です。
 ただ、光線感受性を高める作用があるので、日焼けしやすくなります。
○注意すべきこと
 血液凝固防止剤、免疫抑制剤、強心剤、気管支拡張剤を服用中の人は、薬の血中濃度を薄めてしまう可能性があるので避けましょう。

出典 小学館食の医学館について 情報

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