ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セントラル県」の意味・わかりやすい解説 セントラル〔県〕セントラルCentral パラグアイ,東部地方 (パラグアイ川以東) 南西部の県。パラグアイ川にのぞんで位置する県で,北西部に特別行政区をなす首都アスンシオンがあり,そこに県庁がおかれている。同川は首都より下流でアルゼンチンとの国境となる。北部はブラジル高原の西の延長にあたる丘陵地帯で,南部には肥沃な沖積平野が広がり,イネ,サトウキビ,トウモロコシ,ワタなどが栽培される。同国で最も人口密度が高い県で,イタ,イタウグア,ルケなど古くからの町が多く,農産物加工業が発達している。北部を鉄道が横断するほか,道路網も発達。面積 2465km2。人口 76万 9100 (1990推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by